インターネット接続
海外出張のため、1週間ほど留守にしてました。
私が電子メールをいうものを使い始めたのは、パソコン通信の時代であった1992年のことである。@niftyserve.or.jpというアドレスを使っていたが、or.jpというドメインをバカにされたのを覚えている。当時、大学研究機関(特にIT関連)でメールの使用が始まって、ac.jpというアドレスが当たり前だったからだ。その後、非常にIT化が遅れていた私の業界(化学・生物系)にもアドレスが浸透した。私が職場のまともなアドレスを取ったのは1996年のことだ。
しかし、当時、海外では個人的にメールを見ようとすれば、パソコンとモデムを持参して現地の提携プロバイダーに接続するしかなかった。これをローミングって言うんだが、かなり特殊な技術と知識、それと変圧器が必要だったので「海外ではフツーはダメなものである」とされていた。それ以外には、現地の端末でWebメールを見るしかなく、この場合は日本語フォントを(原則、その場で)インストールする必要があった。どっちにしたって、前もっての準備が必要で面倒だったし、100%接続できる保証はなかったよ。
今時は、ちょっと気の効いたホテルだったらロビーで無線LANが使い放題である。有料であることも多いが、街中に出れば「野良電波」を拾ってただで接続することもそれほど難しくない(但し、この行為はドイツでは違法)。
それ故に、世界のどこでもメールを読めるのは当たり前になってしまった。これはつまり、どこに行くにも無線LAN付きのパソコンを持っていくのが当然ということを意味している。重いし、機内に持ち込まないと不安だし、手荷物検査は面倒だし、いいんだか悪いんだかわかりませんな。
私たちが同期の某君との協力で、MLを立ち上げたのは1996年である。当時はものすごく特殊な技術が必要だった。現在はニフティーのサーバーを使っているから、多少楽になったものの、当時の方式を踏襲しているから、管理はそこそこ面倒である。最近は個人情報保護の問題もあるしな。
しかし、当時からメールの利便性に気づき、MLの創設にたずさわった(私を含めた)10名ほどの人をほめて欲しいとは思うぜよ。
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