シモネタ
お嫌いですか?
私がシモネタ好きというのは断じて誤解である。しかし、シモネタを言うことに躊躇はない。
それは何故か。
シモネタには話している相手の余裕を奪うことができるという、他にはない効果があるからだ。特に屁理屈をこねてくる女性に対しては、とてつもなく有効である。
「仕事というものは相手も気持ちよくなるようにしなければならない。それは何とかと一緒だ」とか言う。実際はもっと露骨に言うのだが、シモネタはズバッと切り落とすぐらいにシャープに発するのが、ま、一種のコツである。
シモネタ用語は俗に四文字言葉というのは知っていると思う。「お××こ」の類であるが、これはもちろん英語のf--kとかc--tなどの4-letter wordをそのまま当てはめたものだ。ちなみに英語の四文字言葉は日本語の「バカ」とは比較にならないぐらいの侮蔑語であるから、冗談でも発してはいけない。
唐突に話を変える。キリストやモハメッドは預言者であるが、全知全能の神の名をあなたは知っているか。つまり「光あれ」と言った神の名前である。
ユダヤ教ではヤハウエとかエホバとかエロヒムとかいうのだが、実は発音が定まっていない。ユダヤ教が書かれていたヘブライ語をアルファベットに移すとYHVHと書くところまではわかっているのだが、発音の仕方が後世に伝わらなかったのだ。
なぜなら神聖な神の名を口にすることを「モーセの十戒」で禁じられていたから。その代わりに、このYHVHのことを神聖四文字(テトラグラマトン)という。
もうおわかりだと思うが、シモネタが四文字であるという事実には欧米人の宗教観が強く反映されているのだ。
シモネタひとつ言うのにも教養は必要である。
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